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詩 「風」

耳のすぐよことおってく
いたずらな風をおいかけて
今日も今日とて走り出す
そんな一生夢に見て
風のある方手を伸ばし
風は手の中とおってく

どんなに私がみじめでも
風は変わらず吹いてきて
涙をそっとおしながす
ああ風よ風よ風の子よ
どうか地球が滅ぶまで
透明であれと願ってやまぬ