さはらやのブログ 詩と短歌 時々自分のこと

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詩 「夏」

夏の暑い日に
校舎の日陰で
君を待っていた

セミがうるさいほどに泣き
木々のこぼれ日が地面を照らし
グラウンドはねじまがってみえた

僕のいる日陰は
太陽から隠れて
たぶん他より
少しだけ涼しかった

君が白い半袖のカッターシャツを着て
汗を飛ばしながらここに来るまでは

涼しいはずの日陰は
君が来たことによって
涼しさを忘れた